鳥取・島根を中心に中四国エリアの墓石霊園探し
メモリーランド

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いのちのつながりに感謝。

いのちのつながりに感謝し、手を合わせる。そんな優しい時間に寄り添いたい。

岡山県笠岡市に本社を構え、創業40周年を迎えた総合墓石販売会社の「株式会社オクノ」。5年前に二代目社長に就任し「不易流行の精神で守るべきものは全力で守り、積極的に改革を起こす部分は変える」という、時代の潮流に合わせた経営方針で邁進する、奥野慶大社長にお話しを伺いました。

まずは、株式会社オクノが提供されている事業内容やサービスをお聞かせください。

総合墓石販売会社として、墓石材原石の調達、製造、輸入、文字彫刻、施工、完了までの一貫卸した卸事業をベースに「墓石の小売から霊園の紹介」までを行っております。広い事業内容と深い知識のノウハウを活かして「商品とサービスをワンストップでご提供」し、お客様の満足に直結する体制で取り組んでおります。1985年からは墓石の小売販売を開始し、1996年に「メモリーランド」という商標で本格的に店舗展開をスタートさせました。現在、西日本中心に直営店を10店舗構え、フランチャイズは全国に32店舗を展開。墓石販売以外では、お墓のクリーニングやお引越し、経年老朽による傾きの修繕、地震対策の耐震施工、お墓の解体・撤去・処分(お墓じまい)など、お客様のご要望に応じてお墓や墓地・霊園に関わる総合的なサービスを提供させて頂いています。

卸から自社商品の販売までとは業界ではめずらしい一貫体制。言うなれば墓石に関わる全てのニーズに応えられるという事ですね。では、先代から社長を引き継いだ経緯と、受け継がれる想いを教えてください。

私の父にあたる現会長が社長をしていた頃から、「来たるべき厳しい時代を乗り越えていく為には、より筋肉質な体制が求められる。当社が持つ提案力、機動力、スピード力を向上させる為にも、新しい世代中心の経営体制に改変することが必要不可欠である」という方針のもと、取締役、各部門長、店長においても若い世代へのバトンタッチを数年前から力強く進めてきました。その流れで2012年に先代社長が60歳になったのを機に当時30歳であった私が社長のバトンを引き継ぎ現在代表に就任しております。「お墓を建てて終わりではなく、その後もご安心していただけるようにしっかりとフォローをしてお客様に寄り添い続けること」が、先代より受け継いでいる想いであり、変わることのない株式会社オクノのポリシーです。その気持ちを持って、昨年10月に起こった鳥取県中部地震で傾いたり倒壊した墓石の修復工事を、施工ネットワークを動員し、他社よりも早くお彼岸、お盆の節目節目に間に合うよう全力で取り組んでいます。

 

「ハード」だけでなく「ソフト」面の充実も重視されているということですね。では、株式会社オクノの強みは何ですか?

原石の質を判別する目利きや完成を想像できる審美眼を持っていることです。厳しい目で良品を判別するための3段階の品質基準を設け、石の品質、お墓の品質を精査しています。まずは「科学的品質基準」。250種類以上もある石種から選定を開始し、見かけ比重、吸水率、圧縮強度を計測。次に「供給率的品質基準」。安定供給率、歩留率、石の歴史と使用実績、産地等の条件で更に絞り込みを行い、最後に『美的品質基準』。日本の墓石として石の色や目合いの美しさを判断。このように3段階で選定された22種類の石を「メモリーランドの推奨石種」と呼んでいます。確かな品質の証として「10年保証」をお付けしているのですが、これもメーカー直販だからこそできる強みです。常にお客様にご満足いただけるご提案することを使命とし、一人でも多くの方から喜びのお声をいただけるよう、引き続き尽力してまいります。

 

高品質でコストダウンが叶うのも一貫体制の強みなんですね。それでは「メモリーランド」で販売されているオリジナルデザイン墓についてお話しを聞かせてください。

近年はお墓のデザインも多様化しております。株式会社オクノの小売業態「メモリーランド」では、2012年より毎年4種類ずつデザインや機能性に重点を置いたシンプルで機能的なオリジナル墓「メモアールシリーズ」の販売を開始いたしました。お墓は末長く大切にされるものなので、目新しいインパクトに傾倒するのではなく、いつの時代にも「素敵だな」と感じてもらえることを最優先にしています。ちょうど良いオリジナリティとクラシックさがある飽きのこないデザイン。そのサジ加減を見誤らないように、専属デザイナーがお客様の想いを形にしております。もちろん従来の代々墓も厳選された22種類のブランド石種からお作りいただけます。メモリーランドは、お墓の販売やデザインだけではなく、多様化するご納骨・ご供養のご要望に対応するために、様々な選択肢のご提案、サービスをご提供できる場所にもなっています。

「ご供養形態の多様化」ですか。今後の取り組みの中では、そのあたりも含めて考えられているのでしょうか?

「メモリアル文化創造企業」として、地域の皆様に愛される商品とサービスをご提供し続けるためにも、少子高齢化からくる日本の家族構成の変化も注視しています。少子化が急激に進み、継承者不在という課題から「夫婦だけのお墓を持ちたい」「自分だけのお墓を建てたい」や「知人と一緒にお墓に入りたい」など、数年前には聞かなかったご要望もあります。これも「終活」という言葉が世に浸透し、ご自身でお墓について考える人が増えたからかもしれません。他にも期限がきたら合祀供養される「期限付きのお墓」や「永代供養墓」などのご希望も。メモリーランド直営店だけで毎年500件以上の建立実績のノウハウと全国をカバーする情報網を活かし、様々なご希望に添う供養の形をご提案していきます。

では、最後に社長から一言お願いします!

現世に生きる家族が揃って集い、ご先祖様に感謝する気持ちを持って手を合わせるのがお墓参りです。私は、故人に対して想いを馳せ、その優しい気持ちを育んでいくことが家族の繁栄にも繋がっていくという想いを持っております。遠方などの事情でお墓参りができなくても、故人やご先祖様を忘れずに供養する気持ちだけは、お持ちいただきたいなと願っております。弊社はお墓という商品を通じて「お客様に安心や安らぎをお届けする心のサービス事業」を続けていくことが使命だと思っています。これからも、これまでと変わらず、御縁のあったすべてのお客様にご満足いただけるよう、株式会社オクノと メモリーランドが一体となって、お客様目線に立った最良のご提案、サービスをしてまいりたいと思います。

 

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